2020年決算結果から読み解くS&P500指数に連動するインデックス投資で人気TOP3投資信託のベストバイ

【2020年決算】S&P500投資の人気投資信託(ファンド)比較

S&P500インデックス投資で人気投資信託(ファンド)であるSBI・バンガード・S&P500とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と2つの投資信託(ファンド)と比較検討されることが多い楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)、楽天VTIとも呼ばれます)の直近運用実績を比較してみます。

※楽天・全米株式インデックス・ファンドは、S&P500指数に連動するインデックス投資ではありませんが比較検討されることが多いため対象としました。

S&P500インデックスファンド(投資信託)の2020年運用実績比較

一年に一回の決算日が異なるため暴落率は単純比較ができませんが、投資信託(ファンド)へ支払う運用手数料の金額を左右する総経費率では、SBI・バンガード・S&P500が最も安いことがわかります。

比率だけではなく実際の概算費用を算出してみます。

SBI・バンガード・S&P500の「期中の平均基準価格」は、10,436円なので、この金額に「総経費率」の0.11%を掛けると11円(小数点以下四捨五入)となります。

同様にeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の「期中の平均基準価格」は10,948円なので、この金額に「1万口当たりの費用明細」の0.16%を掛けると17円(小数点以下四捨五入)となり、金額の上でもSBI・バンガード・S&P500が優秀だということが分かります。

※eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、「ファンド・オブ・ファンズ(Fund of Funds)」ではないためすべての経費が「1万口当たりの費用明細」に記載されています。また、楽天・全米株式インデックス・ファンドは「期中の平均基準価格」表示がありませんが、基準価格、総経費率を考慮すると運用コストは一番高くなります。

SBI・バンガード・S&P500の総経費率は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と比較して0.04%、楽天・全米株式インデックス・ファンドと比較して0.09%安く、長期投資では気にする範囲ではないという意見もありますが、少額だとしても無駄なお金を払うべきではありません。

ちなみに0.09%でどのくらいの違いが出るかというと、毎月3万円を年率0.09%で30年積み立てた場合、146,707円となり誤差の範囲とはいえない金額だということがわかります。

S&P500投資信託の運用実績
毎月の投資額 SBI・バンガード・S&P500 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 楽天・全米株式インデックス・ファンド
運用期間 2019年9月26日〜2020年9月14日 2019年4月26日〜2020年4月27日 2019年7月17日〜2020年7月15日
期首基準価格 10,000円 11,035円 11,566円
期末基準価格 11,183円 10,409円 12,263円
純資産総額 68,992百万円 85,180百万円 115,987百万円
暴落率 11.8% △5.7% 6.0%
分配金 0円 0円 0円
1万口当たりの信託報酬 0.062% 0.119% 0.132%
1万口当たりの販売委託手数料 0.000% 0.012% 0.020%
1万口当たりの有価証券取引税 0.000% 0.000% 0.000%
1万口当たりのその他費用 0.018% 0.032% 0.027%
1万口当たりの費用合計 0.080% 0.163% 0.179%
期中の平均基準価格 10,436円 10,948円 0.179%
総経費率(年率) 0.11% 0.15% 0.20%

2020年価格遷移

SBI・バンガード・S&P500、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、楽天・全米株式インデックス・ファンドの取扱い証券会社
証券会社 SBI・バンガード・S&P500 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 楽天・全米株式インデックス・ファンド
2020年1月6日 基準価格 10,917円 11,873円 12,470円
202012月30日 基準価格 12,207円 13,288円 14,261円
基準価格 暴落率 11.8% 11.9% 14.3%
2020年1月6日 純資産総額 8,894百万円 43,928百万円 73,273百万円
202012月30日 純資産総額 102,694百万円 228,924百万円 173,697百万円
純資産総額増減額 93,800百万円 184,996百万円 100,424百万円
純資産総額増減率 1154.6%% 521.1% 237.0%

今からS&P500に投資するならどれを買うべきなのか?

S&P500への投資はこの数年間で注目が集まり、2020年12月時点で、SBI・バンガード・S&P500は1期(1年)、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は2期(2年)、楽天・全米株式インデックス・ファンドは3期(3年)と運用年数が浅い投資信託(ファンド)になります。

SBI・バンガード・S&P500は、まだ一期が終わったばかりなので今後様子を見ていく必要がありますが、同じS&P500(楽天・全米株式インデックス・ファンドはS&P500指数連動ではありませんが)への投資であれば総経費率の安いSBI・バンガード・S&P500がオススメです。

三大ネット証券でSBI・バンガード・S&P500、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、楽天・全米株式インデックス・ファンドの取り扱い状況です。

SBI・バンガード・S&P500は楽天証券で取り扱いがありませんが、SBI証券とマネックス証券を選べば3つ投資信託(ファンド) の全てが購入可能です。

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