投資信託で利回り10%を安定的に確保する投資法

投資信託で利回り10%を安定的に確保する投資法

コロナ禍により不安定な状態が続く中で将来にわたり安定した収入を得たいと誰もが考えます。

一攫千金を狙うギャンブルではなく、ゆっくりとお金持ちになることを選択すれば誰もが資産を形成することは可能です。

時間を味方につけ、複利の力で生活を安定させる方法を考えてみました。

投資手法として投資信託を選ぶ理由

株、FXなど投資手段には様々な種類がありますが、今回選んだのは投資信託です。

投資信託は複数の会社にまとめて投資することができる投資商品で、1社への投資であればリスクもリターンも丸ごと受け止めることになりますが、複数の会社に投資する投資信託ではリターンを安定させ、リスクを軽減する効果が期待できます。

一攫千金を狙うのであれば特定の会社の株に集中投資をする方が効率がよいですが、誰もが未来を読めない以上、株価が上がるか下がるかのギャンブルになってしまいます。

投資信託は数十、数百、もしくは数千の会社に投資することでリスクを減らし利益を確保するための再現性が高い投資手段になります。

複数の企業に投資する商品としてETFがありますが、投資信託とETFの違いをまとめました。※ETFは国内ETFに限定しています。

投資信託と国内ETFの違い
比較項目 投資信託 国内ETF
購入価格 1日1回算出される価格 リアルタイムに変動する価格
購入タイミング 1日1回 いつでも
購入手数料 0円〜※1 0円〜注2
売却手数料 0円〜※1 0円〜注2
信託報酬 ETFより高い傾向 投資信託より安い傾向
購入単位 100円〜 1口単位
自動積立 ×

※1 多くの投資信託では購入手数料無料(「ノーロード」と表記されています)、売却手数料無料(解約手数料)ですが、有料の投資信託もあります。

※2 米国ETFは売買手数料が掛かる金融商品ですが、SBI証券の取引プラン(アクティブプランは1日100万円以下の取引は無料)によって無料になる場合があります。

投資信託と国内ETFの違いとして挙げた内容は一般的な傾向ですので、信託報酬が安い投資信託もあれば、信託報酬が高いETFもあります。

大きな違いとしては、購入価格の決定方法と購入のタイミングです。

ETFは需要と供給によりリアルタイムに価格が変動し市場が空いていればいつでも売買可能なのに対して、投資信託が売買できるのは一日一回です。

投資信託は価格を決めた売買ができない、好きなタイミングでの売買ができないというデメリットはありますが、100円から自動積立ができるため手間が掛からず長期投資に向いた投資商品です。

購入する投資信託

投資先にはS&P500とNASDAQ(ナスダック)に連動するインデックスファンドを選択します。

株価が上昇する可能性が一番高い米国市場をS&P500でカバーし、その中でもハイテク株を多く含むNASDAQ(ナスダック)を加える形です。

具体的な投資信託としては、「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」と「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」の二つの投資信託です。

厳密にはS&P500ではありませんが、米国全体に投資する「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」とNASDAQ(ナスダック)100と連動する「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」を組み合わせることでパフォーマンスの安定化と高い利益を確保します。

「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」を選んだ理由は下記を読んでください。

【2020年決算】S&P500インデックス投資で人気TOP3投資信託(ファンド)比較

「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」を選んだ理由は下記を読んでください。

NASDAQ100指数に連動する投資信託ベストバイ NASDAQ100指数に連動する投資信託を比較、購入すべき投資信託の結論【2022年5月時点】

投資ルール

購入する投資信託が決まりましたので、その他のルールをまとめました。

  1. 購入価格を平すために毎月1日、11日、21日の3回に分けて同額購入をおこなう。
  2. S&P500への比率を6割、NASDAQへの比率を40%とする。

具体的には下記になります。

毎月1日、11日、21日に「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」を各回2,000円、「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」を各回1,333円購入します。

毎月9,999円の投資で2021年が終わるときには10%以上の値上がりを狙います。

結果を毎月公開していきますので、もし気に入ってくれたらマネをしてみてください。

また、もっとお金あるよという方は、「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」と「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」の比率を変えずに金額を増やして購入してみてください。

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスが購入可能な証券会社

三大ネット証券であればどの証券会社を選んでも「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」と「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」の購入は可能です。

どの証券会社にするか迷う場合は、ネット証券シェアNo.1の「SBI証券」が間違いないです。

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスの取扱い証券会社
証券会社 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI) iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
SBI証券
楽天証券
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