「日本唯一のユニコーン企業」と呼ばれてきたメルカリの上場が5月14日に発表されました。
ユニコーン企業とは、企業価値10億ドル(約1100億円)の未上場スタートアップのことで、企業価値がそのまま時価総額であると仮定するとメルカリが上場する東証マザーズでは、
ミクシイ 3,023億円
CYBERDYNE 1,998億円
ケィーケーピー 1,748億円
PKSHA Technology 1,656億円
ジャパンインベストメントアドバイザー 1,593億円
サンバイオ 1,442億円
そーせいグループ 1,438億円
に続く評価ということになる。
話題性を考えると一気にミクシイの次に入ることも十分考えられる。
気になる業績だが、連結決算となっている第4期から直近の第6期の第3四半期までは下記のようになっています。
回次 | 第4期 | 第5期 | 第6期 第3四半期 |
---|---|---|---|
決算年月 | 平成28年6月 | 平成29年6月 | 平成30年3月 |
売上高 | 12,256 | 22,071 | 26,147 |
経営損失 | △97 | △2,779 | △1,951 |
従業員数 | 329人 | 596人 | 1,014人 |
第6期は、第3四半期の延長だと仮定すると通期で売上高348億円ということになります。
メルカリが取り扱う商品単価はさほど大きなものではありませんので、予想以上に売上高があるという印象です。
今期は、第3四半期まだ途中ではありますが、売上高と従業員数の伸びを考えると現時点では1.9億の赤字ですが、やろうと思えばいつでも黒転できると予想します。
参考までに東証マザーズ時価総額首位のミクシイの2018年3月の決算では、売上高1,890億円とメルカリの5.4倍です。
売上規模だけを考えると時価総額は5分の1ですが、将来性を加味して市場がどのように評価するのか楽しみです。
いくつかIPO情報を扱うサイトで予想仮条件をみると2,200円〜2,700円のようです。
公開日の発行済み株数が135,331,322なので、仮に2,200円だと時価総額2,977億で東証マザーズでは二位の時価総額となり、2,700円だと時価総額3,653億で堂々の東証マザーズでは一位の時価総額になります。
初値は高騰することが予想されますので、確実に東証マザーズで時価総額一位に躍り出ることになるのでしょう。
そういえば、ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの時価総額が一兆円を超えましたね。
もしかして…笑
3月にHEROZが4,500円の公開価格に対して、暴騰率988%の49,000円(桁は間違っていないですよ―)とバケモノ上場がありましたが、そこまでは無いにしても、全力でIPOに参加したいと思います!