高い人気を誇るロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の運用実績報告の72週目(2018年7月28日に運用開始)です。
前週の結果:【運用71週目】ロボアドバイザーの運用結果は前週比-1,654円(-0.79%)、通算+7,601円(+3.80%)
目にする機会が増えているロボアドバイザーは「本当に稼げるのか?」という疑問を解消するために、合計20万円をWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)に投資して、その運用実績を公開してきましたが、運用504日目の2019年12月14日(土)にWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)を停止しました。
停止の理由は2つあります。
1つ目は、積立方式でないと利益を上がるのが難しいことがわかった。
収支のグラフを見てもらえばわかると思いますが、上下しながら現在はたまたま利益が出ているタイミングで、この先ずっと利益が出ているわけではなく、またいつか元本割れを起こす可能性があります。
このような事態を回避するためには、継続的な購入(いわゆるドル・コスト平均法)をおこなう必要があるのですが、次に書く2つ目の理由から継続的な購入は難しいと判断し、利益が出ているうちに利確しました。
2つ目は、このまま運用していても望むゴールまでにたどり着けないことがわかった。
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)は非常に良い商品で年利3%くらいであれば達成できると思いますが、年利3%では望むゴールに対して時間が掛かりすぎる。
同時に運用を開始した人気投資信託の「ひふみ投信」は、赤字のためこのまま保有です。
投資信託とロボアドバイザーのどちらに投資するべきか迷っている方にとってもリアルな運用結果は投資商品を選ぶ際の参考になると思います。
さっそく、今週の結果をみていきましょう。
▼この記事の目次(もくじ)
WealthNavi(ウェルスナビ)72週目の運用パフォーマンス
まずは、ロボアドバイザーNo.1のWealthNavi(ウェルスナビ)に10万円を投資した2018年7月28日からの収支グラフをご覧ください。
今週のWealthNavi(ウェルスナビ)は、前週比+1,660円(+1.59%)の大幅プラスとなりました。
WealthNavi(ウェルスナビ)の運用を開始した2018年7月28日からの通算の収支は+5,838円(+5.84%)です。
72週目前週比 | +1,660円(+1.59%) |
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通算 | +5,838円(+5.84%) |
THEO(テオ)72週目の運用パフォーマンス
WealthNavi(ウェルスナビ)よりも少額投資が可能なロボアドバイザーとして人気が高いTHEO(テオ)に10万円を投資した2018年7月28日からの収支グラフをご覧ください。
今週のTHEO(テオ)は、前週比+1,516円(+1.47%)の大幅プラス着地となりました。
THEO(テオ)の運用を開始した2018年7月28日からの通算の収支は+4,939円(+4.94%)となりました。
72週目前週比 | +1,516円(+1.47%) |
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通算 | +4,939円(+4.94%) |
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の運用パフォーマンス比較
続いて、WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の運用パフォーマンス比較できるようにグラフを重ねてみました。
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)はほぼ同じ動きをしていますが、上昇局面に強いWealthNavi(ウェルスナビ)、下落局面に強いTHEO(テオ)という傾向がグラフから読み取れます。
ロボアドバイザーの評価という意味で、WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の収支を合算してみました。
投資金額は、それぞれ10万円の合計20万円となります。
ロボアドバイザー72週目前週比 | +3,176円(+1.53%) |
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ロボアドバイザー通算 | +10,777円(+5.39%) |
WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)ともに大幅プラス着地で通算収益が一万円を超えました。
ロボアドバイザー同士を比較しても投資先としてのロボアドバイザーの評価が難しいため、同時に投資をはじめた「ひふみ投信」をグラフに加えてみます。
ロボアドバイザー 対 ひふみ投信
ウェルスナビ通算 | +5,838円(+5.84%) |
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テオ通算 | +4,939円(+4.94%) |
ひふみ投信通算 | -4,449円(-4.45%) |
ひふみ投信は、高収益の投資信託として高い人気を誇っていますが、通算の収支ではロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)に完全に負けていますが、前週比+676円(+0.71%)となり、なんと10週連続のプラス着地となりました。
ただ、人気投資信託のひふみ投信だけが通算の収支で大きなマイナスを抱えている現状がすべての投資信託に当てはまるわけではありませんが、ロボアドバイザーを投資先の選択肢として検討する価値は十分にあると思います。
ロボアドバイザーという新しい投資に対して抵抗がある方もいると思いますが、ひふみ投信ならびに投資信託への投資を考えている方は、この結果をぜひ参考にしてください。
ロボアドバイザーで投資をはじめよう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
ロボアドバイザーの評価に迷われている方も多いと思いますが、十分に投資対象に値する結果を残していることが分かっていただけたと思います。
少し前の世界的な株安があったこともあり、ロボアドバイザーに興味があってもしばらく様子を見るという方が多いと思いますが、株式市場は徐々に安定を取り戻しつつあります。
日経平均株価とNYダウは一直線に下落、もしくは上昇することはありませんので、ロボアドバイザーをはじめるタイミングは非常に難しいですが、長期運用に向いている商品になりますので、興味がある方は、早めに口座を開設し実際にロボアドバイザーを体験してみてください。
未来が予想できないのであれば、投資は早くおこなった人の勝ちとなります。
証拠として2008年からTHEO(テオ)を運用した場合、最も収益を上げたのはリーマン・ショック後に買った場合というシミュレーションが出ています。
実績でロボアドバイザーを選ぶ場合は、預かり資産・運用者数No.1の人気No.1のWealthNavi(ウェルスナビ)がオススメです。
少額を投資する場合は、1万円から投資が可能なTHEO(テオ)がオススメです。
もし、ロボアドバイザーによるほったらかしの運用に退屈感を感じる方は、裁量トレードほどの自由度はありませんが、ある程度取引をコントロール可能かつ、24時間勝手に稼いでくれるトラリピがオススメです。
関連記事:30万円でトラリピはじめました
ロボアドバイザーもトラリピもテクノロジーを駆使した新しい投資の形です。
日々の小さな利益が積み重なり、5年後、10年後には大きな差になりますので、未来を見据えた投資をしていきましょう。